信行寺書院
御便殿は明治42年(1909年)に東宮殿下(後の大正天皇)の和倉行啓の際の休憩所として建てられました。
信行寺にある御便殿は、随行員の控室であった供奉殿の部分であり、今は信行寺書院となっています。もともと御便殿は本殿(御座所)と供奉殿が一体となっていましたが、昭和35年に供奉殿を信行寺へ移築しました。廊下の「うづくり(浮造)」と呼ばれる処理を施した床板が見どころです。
2017年10月には御便殿(本殿と供奉殿)を国登録有形文化財として登録されました。
書院には京都を拠点に活動する絵描きユニット「だるま商店」の島氏・安西氏が手掛けた「極彩色皇華能登行幸絵図」が飾られています。皇華には皇族を敬うという意味があり、この絵には桜が満開に咲き誇り、まさに華=花の様子が描かれています。
秋には境内の紅葉が色づき風情を感じさせます。
基本情報
名称 | 信行寺書院 |
所在地 | 石川県七尾市和倉町11−1[MAP] |
電話番号 | 0767-62-2051 |
拝観時間 | 9:00~16:00 |
拝観料 | ※お一人様につき「御厚志500円」をお納めください。 (皆様からの御厚志は御便殿の保全に活用されます) ※団体の場合は直接お寺へお電話をお願いします。 ※状況により拝観できない場合がございますのでご了承ください。 |
その他 | <和倉温泉七福神福々めぐり> 福禄寿 |