能登上布会館

中能登の伝統産業である「能登上布」の保存と継承のため、平成8年に開館しました。

「能登上布」の伝統技は、能登上布振興協議会によって今も受け継がれており、ここでは、作業工程の見学や機織り体験も行うことができます。

また、ここで織られた反物から数多くの商品が作られ、そして販売され、町の産業の振興に貢献しています。

「能登上布」は麻独特の通気性の良さや軽さに加え、サラリとした肌触りがあり、細やかな絣(かすり)模様が特徴です。絣が細かくなるほど仕上がった製品は高価になります。

能登上布の由来は、今からおよそ2000年前に崇神天皇(すじんてんのう)の皇女が現在の中能登町能登部下に滞在した際、この地に機織りを教えたことが始まりと伝えられています。

その後、江戸時代に近江(現在の滋賀県)から技術を導入して発展し、昭和初期には麻織物では全国一の生産高を誇りました。

昭和35年に石川県の無形文化財に指定されています。

基本情報

名称能登上布会館
所在地石川県鹿島郡中能登町能登部下134部1番地[MAP]
電話番号0767-72-2233
FAX番号0767-72-2385 
メールアドレスkikaku@town.nakanoto.ishikawa.jp
返信が必要な場合はメール本文にお名前・ご住所をご記入ください。
公式サイト能登上布会館
営業時間4~9月 9:30~16:00
10~3月 9:30~15:00
休業日毎週月曜日
※祝日の場合は翌日
年末年始
入館料無料
駐車場あり
会館前に無料の専用駐車場があります。
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