三引の獅子舞
奉燈祭りが多い能登では珍しい獅子舞であり、古来からの伝統が残る印象的な祭りです。
明治の中頃に越中にて習ってきたものとされていますが、富山には源流となる獅子舞は見当たらず詳細は不明です。
神輿(みこし)と旗に導かれ、太鼓や笛の音もにぎやかに地区を回りながら、要所で獅子舞が演じられます。
その勇壮で華麗な舞いぶりが見どころで、能登でも珍しい行事だといわれています。
獅子舞は笛、太鼓のお囃子(おはやし)に合わせて「雄獅子」「猿の子」「ジジ面」「ババ面」により演じられます。
≪獅子舞演舞の流れ≫
- 神輿(みこし)に相対した神官による神事
- ご祝儀に対するお礼の口上
- 笛、太鼓によるお囃子(おはやし)
- ジジ面対ババ面の三演技
- ババ面による獅子殺し演舞
基本情報
名称 | 三引の獅子舞 -春の祭礼- |
所在地 | 赤倉神社および三引地内各所 |
開催日 | 春の祭礼:4月10日 秋の祭礼:10月10日に近い日曜日 |