国指定史跡七尾城跡
七尾城(ななおじょう)は、能登国鹿島郡七尾(現・石川県七尾市古城町)にあった城です。室町時代から戦国時代にかけての山城跡で、国の史跡に指定されています。能登畠山氏によって拡張され、最終的には南北2.5キロメートル、東西1キロメートルにも及ぶ巨大な城を形成しました。
七尾湾が一望できる、石動山系北端の標高300mほどの尾根上(通称「城山」)にあり、その尾根から枝分かれする幾筋もの大小の尾根にも無数の砦を配置した大規模な山城です。「七尾」という名は「七つの尾根」(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)から由来されるといわれています。別名として「松尾城」あるいは「末尾城」と記した資料も残っています。
基本情報
名称 | 国指定史跡七尾城跡 |
所在地 | 石川県七尾市古府町、古屋敷町、竹町 [MAP] |
交通アクセス | ■マイカーの場合 JR七尾駅~七尾城跡(本丸駐車場)まで車で約15分(約7キロ) ■バスの場合 JR七尾駅~城址資料館まで 市内循環バス「まりん号」七尾城ルート順回りで約15分 |